自作ゲーム

ゲーム制作記録 モニタリング探偵(unity1week 「ふる」参加作品)

ゲームの概要

先日開催されたunityroomのイベント「Unity1週間ゲームジャム」に参加してきました。
お題は「ふる」で、私は視点を振ることで現行犯を目撃する推理ゲーを作りました。

タイトルはモニタリング探偵です。
この記事では、どんなことを考えてこのゲームを作ったのか、思い出せる範囲で書き記していきたいと思います。

※気にされる方はいないと思われますが、ゲームのネタバレを含みます。

企画~制作の過程

お題発表~仕様が決まるまで

もともと、ミステリと呼ばれるものが好きで、いつか推理系のADVゲームを作ってみたいと考えていました。
ただ、媒体がゲームであることの必然性が問われるジャンルだと思っていて、素人が気軽に作ると、「これ、小説でええやん」みたいなことがめっちゃ起こりそうだなーと尻込みしていました。単純に選択肢をつけるにしても、ゲームブックという偉大な発明もあります。にゃんたんのゲームブックシリーズとの差別化ができません。

そんなこんなで、自分が作るのであればゲームならではの仕組みとして、特に叙述トリックといわれるものに挑戦したいと考えていたところ、お題が発表されました。

「ふる」から、叙述トリックの可能性を探ります。一人称視点で主人公が実は●●だった系は小説ではメジャーですが、動きでネタばらしをするのはゲームでしかできないんじゃないかなーというところから、今回のゲーム全体像の着想に至りました。
(※一応、ゲームをクリアしたプレイヤーが「ああ、俺●●ふってたんかい!」と納得する形でのお題回収を妄想していました。)

あとは、「ラストシーンを想像するとゲーム全体は3Dで作らなくてはいけないな」とか、「3Dか・・・こんなシステムなら自分でもできそうかな・・・」とか、シナリオから逆算してシステムが決まっていった感じです。3Dモデルをきちんと動かしたことがなかったので、そのあたりが今回の技術的な挑戦となりました。

シナリオ制作

ラストシーンが決まっていたので、そこで感動してもらえるよう、シナリオの細かいところも逆算する形で決まっていきました。それぞれの事件は、Assetの購入資金という強固な制限によって、すべて教室内で発生することとなりました。まさか机や鞄をあれほど酷使することになるとは思っていませんでした・・・。

机の山
sceneビュー上で机を組み立てるのは意外と楽しかったです。

振り返ってみると、私のような素人にとっては、使用できる環境が限られている方が何かととっつきやすかったように思います。

手癖になりつつあるギャグ要素

ありがたいことに、このゲームをプレイして「笑えた」という感想をいくつかいただいております。私の作ったゲームで笑ってもらえたと思うととても嬉しいです。

ただ、たしかにギャグ要素は意図的に入れていたのですが、前述のとおりこのゲームは感動系のつもりでした(少なくとも企画当初は)。

私には、意識しないとギャグを挟みすぎてしまう癖があるようです。今作に関してはおおむね好意的に捉えていただけたようですが、ボリュームのあるゲームを作るときは気をつけようと思いました。

反省点

3Dグラフィック関連

今回、かなりシナリオに依存したゲーム作りをしたと思っています。
本格的に3Dモデルを使うのは初めてなので、不具合が連発しました。その都度、とりあえず動く状態になるまで、ググって修正を繰り返していたのですが、途中、重要そうな単語を何度も見かけます。

ライティング・・・?シェーダー・・・?

ただ、これらを理解している時間や頭はありません。このゲームは、「意味はまったく理解していないけどこうすればこうなる」を積み重ねて完成いたしました。

幸い、シナリオがギャグ調なので、見た目上の違和感は見逃される傾向にあります。

光る男
不自然に光っているキャラクター

逆に言えば、シリアスなシナリオはこの違和感を許容してくれません。技術レベルが作ることのできるシナリオを制限しており、今の技術力では、ギャグテイストのシナリオしか作れないのだと思いました。
かっこよく犯人を指名して鳥肌ジョワーみたいなゲームを作るためにはまだまだ勉強することだらけです。

サウンド

今作含め、私が作るゲームで使用している曲はすべて自作です。DTMのことはよくわからないなりに、なんとかそれっぽくなるように作っているのですが・・・今回、推理パートの曲の挙動がなんかおかしい。ループが変だったりはよくあるのですが(直し方は知らない)、曲途中クラッシュシンバルが激しくずれています

WebGLのサウンドの仕様が特殊で、思いどおりにならないことがあるという噂は聞いており、そんなこともあるんだな・・・と諦めていました。

ところが、今回改めてDTMソフトで確認してみたところ・・・ふつーにずれていました完全なる私のミスです。自分を疑う前に他人を疑ってしまいました。

恥ずかしい画像
明らかにずれています。

ところでこの遅れ、どこか聞き覚えがあります。
昔、無理やりバンドに誘われて1ヶ月間だけドラムをやっていたことがあるのですが、そのときの自分の叩いていたドラムにそっくりの遅れ方です。
腕が疲れて追いつかないんだよね。。。

おわりに

今回の作品はたくさんの方にプレイしていただくことができました。本当に感謝です。ありがとうございます。また遊んでいただけるようにがんばります。

私自身も、今回のUnity1週間ゲームジャムに参加された方々の作品を楽しませていただきました(執筆時点で113件プレイ済み)。制作者目線で勉強になるだけでなく、面白い、強く印象に残るゲームがたくさんありました。私もプレイ記録とか書いてみたいなあと思いつつ、僭越すぎるかなと葛藤しております。

それはさておき、ぜひともまたイベントに参加して刺激を受けたいと思っています。

今後、過去に作ったゲームについても、自身の振り返りを兼ねて簡単に記事にしていきたいと思います。

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