自作ゲーム

ゲーム制作記録 隈王(unity1week 「おくる」参加作品)

ゲームの概要

unityroom内のイベント「Unity1週間ゲームジャム」に参加しました。
4回目の参加となる今回のお題は「おくる」です。
私は睡眠を先送りにする探偵を主人公とした音ゲー風ADVゲームを投稿しました。

タイトルは隈王(クマオウ)です。

以下に、制作記録を残します。
(※軽度のネタバレを含みます。)

制作記録

(企画)
お題発表当時、個人的なミステリ熱が高かったこともあり、
どうしても「犯人当て」要素のあるゲームを作りたい気分でした。

なんとかお題にこじつけられるよう、
ゲームシステムとシナリオを同時に考え、
捻り出したのが、睡眠を先送りにしすぎて寝不足な探偵です。

表示されるテキストを追って、正しい選択肢を選ぶ、
という推理ADVの標準的な仕様に対し、
主人公が寝不足なため画面が徐々に見えづらくなり、
テキストが読みづらくなるというシステム
を加えています。

テキストと同時に簡単なリズムゲームを展開しており、
こちらの成否により寝不足が解消され、テキストが読みやすくなる、

という仕組みです。

眠気がそうでもない状態
眠いとき

(シナリオ)
「犯人当て」の都合上、犯人候補を含めて
複数のキャラクターによる物語が必要になります(=つまりだるい)。

他の作業が控えている都合上、
シナリオは最序盤である程度出来上がっていないといけません。

そのため、大筋のみ大急ぎで決めて、
細かいところは、1weekゲームジャム特有の
謎の高揚感・ライブ感頼みでなんとかすることとしました。

(音楽)
ゲームの仕様上、音楽の尺とテキスト量を合わせる必要があるので、
会話文の作成と同じタイミングでBGMを用意しました。

多くのBGMが必要だったので、
すべてを新規に作曲するのではなく、
過去に作っていた曲流用して曲数を稼ぎました。

過去曲については、
そのままだとシーンごとのテキスト量に対する尺が合わないので、
適当なパートを増やしたりするなどして曲の長さを調整しました。

演出やテキストの表示されるタイミングはすべて固定なので、
うまくBGMの展開と絡めたいなと思っていたのですが、
作業量的にチュートリアルぐらいでしか実装できませんした・・・。

なんかこう、音ハメで、
デデン!って感じで衝撃的な事実が明らかになったりとか、
リズムが速くなるところでピンチになったりとか・・・
面白そうですよね~。。。

(イラスト)
楽しい作業。
実は、犯人当てをしたかったの同じくらい、
自分でキャラクターを描いてみたかったんです。

企画当初は表情差分の用意等も妄想していましたが、
作業量的に実力不足で無理でした・・・。

(モデリング)
テキストと一緒にイラストを表示させるため、
かなりデフォルメをきかせた、
ローポリモデルを作ればいいかな~と考えてました。

実際はモデリング作業をする余力がなかったため、
すぐに作れそうなボクセルキャラクターに変更しました。

これはファインプレイだった気がする・・・。

ただ、ウェイトとかの調整はまったくしていないので、
顔が手と連動してぐにゃぐにゃしたりしています。

振り返って

(シナリオについて)
やはり長くなってしまいました。
なるべく皆様が遊びやすいように短い時間に収めたかったのですが・・・。
実力不足です。

また、週の後半になってくると、疲労の蓄積によるものなのか、
自分の書いているシナリオがあまり頭に入ってこなくなりました。
このトリックは成り立っているのか?
プレイヤーはここまでのゲーム内の情報でこの結論を導き出せるのか?
などと、チンプンカンプンで、
結局、今でもお話が成立しているのかよくわかっていません・・・

また何らかのミステリに挑戦してみたいです・・・!

(ゲームデザインについて)
辛いなと感じたポイントです。

・ゲームが長いので、やり直しとなってしまうゲームオーバーを作りづらい。
 →選択肢の形骸化によるゲーム性の欠如。
 →結局犯人当てしてない・・・。

・読みやすくなるようテキスト表示時間を長くすると、曲も長くなってしまう。
 →難易度調整が難しい。

おわりに

反省はありつつも、今回もとても楽しませていただきました。
毎度のことですが、主催のないち様、
イベントを盛り上げてくれている関係者の皆様には頭があがりません。
本当にありがとうございます。
ぜひとも今後も参加させてください。

重要なこと

たぬきチャンネルさんというYoutubeチャンネルの狸がめちゃくちゃかわいいです。
この狸の名前は”たぬき”というらしいです。

スペシャルサンクス・・・たぬき。

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